一般のイベント

日本森林学会100周年記念公開国際シンポジウム

開催日:2014年3月27日

 日本森林学会では、設立100周年を記念する事業の一環として、国際シンポジウムを開催いたします。

今後の100年間には、森林資源の枯渇、気候変動の進行、生物多様性の減少、土砂災害の多発など森林をとりまく状況が大きく変化することが心配されています。しかしながら、科学の叡智を結集すれば、森林と人類が持続可能な関係を結び、明るい未来を築くことは可能であると信じています。

そこで、日本森林学会は、このシンポジウムに世界各国から著名な研究者を招待し、森林と人類の未来を語っていただきます。そして、森林科学を学ぶ学生や若い研究者をはじめ、ベテランの研究者、森林経営者、森林に関係する企業・団体、一般国民の皆様とともに、森林と人類の未来のビジョンをつかんでいきたいと考えております。 

日時: 2014年3月27日(木)13:00-17:00

場所: 大宮ソニックシティー(埼玉県さいたま市)

主催者: 日本森林学会

      国土緑化推進機構

申込み: 詳細は後日、上述主催者のwebsiteに掲載予定

 基調講演および講演内容

 Prof. Margaret A. McKean(デューク大学政治学部教授)

  Common pool resources management in general and Japanese iriai system in particular

 (仮題:共有資源の管理、とりわけ日本の入会いシステム)

 

Dr. Frances Seymour(前CIFOR所長)

 Deforestation in tropical forest and REDD+

(仮題:熱帯林の減少とREDD+)

 

Prof. Hannu Raitio(フィンランド森林研究所所長)

 European forestry and forest as a source of well-being

 (仮題:ヨーロッパの林業および人の健康に貢献する森林)

 

石弘之博士(元東京大学教授、元ザンビア特命全権大使)

 Human impact on forest and environment

(仮題:森林及び環境への人の影響)

 

※各講演の後、日本森林学会に所属する新進気鋭の研究者がコメンテーターを務めます

 

演者のプロフィール

 

Prof. Margaret A. McKean(デューク大学政治学部教授)

東京大学留学時代,入会林野研究を通じて日本の環境問題に取り組み、コモンズ研究において多大な研究業績を残している。ノーベル経済学賞を受賞したオストロム氏の研究に影響を与えた。1995-1996 年、国際コモンズ学会会長を務めた。2013年 6月に山梨県で開催される「国際コモンズ学会北富士大会」の共同議長を務めるなど、精力的な活動を続けている。

 

Dr. Frances Seymour(前CIFOR所長)

熱帯林保全と住民の生活改善に取り組み、熱帯林保全を通した地球温暖化対策「REDDプラス」の必要性を訴えた。気候変動枠組条約においてイベント「ForestDay」を5年間主催し、REDDプラスへの国際的注目を一気に高めた。

 

Prof. Hannu Raitio(フィンランド森林研究所所長)

日本同様森林率の高い先進国フィンランドの森林研究所(METLA)の理事長を務め、先進的な北欧の林業研究を牽引している。また、国際森林研究機関連合(IUFRO)では、人の健康と森林(ForHealth)のコーディネータとして新分野に挑んでいる。

 

石弘之博士(元東京大学教授、元ザンビア特命全権大使)

朝日新聞記者として百数十カ国を訪れ、『地球環境報告』(Ⅰ・Ⅱ)等、世界各地の環境問題の深刻さを浮き彫りにする先駆的な業績を生み出してきた。また、研究者として人類史における自然・森林の改変を、幅広い視角から明らかにしている。国連ボーマ賞、国連グローバル500賞などを受賞。

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